外壁塗装を考え始めたとき、「ラジカル塗料が主流ですよ」と聞いて戸惑ったことはありませんか?これまでよく耳にしていたのはシリコン塗料。なぜ最近はラジカル塗料が選ばれることが多いのでしょうか。違いが分からないままでは、業者の説明も不安に感じてしまいますよね。ここでは、ラジカル塗料とシリコン塗料の違いを整理していきます。
1⃣ラジカル塗料が主流になった理由とは?
まず「ラジカル」とは何か、難しそうに感じますよね。
実は、塗料そのものの名前ではなく、塗膜を傷める原因を抑える仕組みのことを指します。
外壁は、毎日紫外線を浴びています。すると塗膜の中で「ラジカル」と呼ばれる劣化因子が発生し、これが塗装の色あせやチョーキング(白い粉がつく現象)の原因になります。
ラジカル塗料は、この劣化因子の働きを抑える成分が入っている塗料です。
つまり、
- 紫外線に強い
- 色あせしにくい
- 長持ちしやすい
という特徴があります。
シリコン塗料との基本的な違い
下の表で、ラジカル塗料とシリコン塗料の違いを整理してみましょう。
| 項目 | ラジカル塗料 | シリコン塗料 |
|---|---|---|
| 耐久年数 | 約12〜15年 | 約8〜10年 |
| 色あせのしにくさ | とても強い | 比較的強い |
| 価格 | シリコンとほぼ同等〜やや高め | 比較的手頃 |
| コストパフォーマンス | 高い | 安定している |
※耐久年数は目安です。立地条件によって変わります。
このように見ると、価格が大きく変わらないのに、耐久性がやや上がっていることが分かります。ここが、ラジカル塗料が主流になった大きな理由です。
以前は「価格が安い=シリコン」「高耐久=フッ素」という分かりやすい選び方でした。しかしラジカル塗料の登場によって、“手が届く価格で、より長持ち”という選択肢が増えたのです。
ただし、すべての家にラジカル塗料が最適というわけではありません。家の状態やご予算、今後の住まい方によって最適な選択は変わります。
2⃣ラジカル塗料が向いているご家庭・シリコンが向いているご家庭
塗料選びで大切なのは、「どちらが優れているか」ではなく、「ご自宅に合っているかどうか」です。ここでは、それぞれが向いているケースをわかりやすく整理してみましょう。
ラジカル塗料が向いている方
-
- できるだけ長持ちさせたい
- 次の塗り替え回数を減らしたい
- 色あせをできるだけ防ぎたい
- コストと耐久性のバランスを重視したい
紫外線による劣化を抑える仕組みがあるため、見た目のきれいさが長く続きやすいというメリットがあります。
シリコン塗料が向いている方
-
- できるだけ初期費用を抑えたい
- 10年前後で再塗装を考えている
- 実績の多い塗料を選びたい
シリコン塗料は、これまで長年使われてきた実績があります。性能も安定しており、「無難で安心な選択」と言えるでしょう。大きな失敗が少ないのも特徴です。
判断に迷ったときの考え方
迷ったときは、次の2つを基準にしてみてください。
- 今後、何年この家に住む予定か
- 次の塗り替えを何歳で迎えることになるか
たとえば、「できれば10年以上は塗り替えたくない」と考えるなら、少しでも耐久性の高い塗料を選ぶ安心感は大きいですよね。
一方で、「将来的に住み替えの可能性がある」「10年後にもう一度見直す予定」という場合は、シリコン塗料でも十分といえます。
大切なのは、価格だけで決めないこと。
ご自身の暮らし方と照らし合わせて選ぶことが、後悔しないポイントです。
3⃣ラジカル塗料の注意点も知っておきましょう
ここまで読むと、「それならラジカル塗料にすれば安心」と感じるかもしれませんね。ですが、どんな塗料にも注意しておきたい点はあります。良い面だけでなく、きちんと知っておくことが後悔しないコツです。
まず知っておきたいのは、ラジカル塗料は「仕組み」の名前であり、メーカーや商品によって性能に差があるということです。同じラジカル塗料でも種類や品質によって耐久性が変わる場合があります。
また、施工する職人さんの技術も大きく影響します。どれだけ良い塗料を選んでも、
- 下地処理が不十分
- 塗る回数が足りない
- 乾燥時間を守っていない
といった施工不良があれば、本来の性能は発揮できません。
さらに、海の近くや交通量の多い道路沿いなど、環境条件が厳しい地域では、劣化が早まることもあります。塗料だけでなく、ご自宅の立地条件も考慮することが大切です。
「ラジカルだから絶対安心」と思い込まず、見積もり内容や施工方法まで丁寧に確認することが、失敗を防ぐ一番の方法です。
4⃣価格だけで選ばないために大切な考え方
外壁塗装の見積もりを取ると、どうしても一番気になるのは「総額いくらかかるのか」という点ですよね。年金生活や将来の医療費を考えると、できるだけ出費は抑えたいと思うのは当然です。
ですが、価格の安さだけで決めてしまうと、結果的に損をしてしまうこともあります。
たとえば、10年もたずに再塗装が必要になった場合、
- 足場代
- 人件費
- 高圧洗浄や下地処理費
これらが再びかかります。実は、塗料代そのものは工事全体の一部にすぎません。つまり、塗り替え回数が増えることのほうが大きな負担になるのです。
ここで簡単に考えてみましょう。
| 比較 | シリコン塗料 | ラジカル塗料 |
|---|---|---|
| 1回の費用 | やや安い | やや高い |
| 塗り替え間隔 | 約8〜10年 | 約12〜15年 |
| 長期的な総額 | 回数が増える可能性 | 回数が少なくなる可能性 |
もちろん条件によって異なりますが、長い目で見ると、耐久性が少しでも高いほうが安心につながるケースもあります。
また、見積もりを比較するときは、次の点も確認してみてください。
- 塗る回数は「3回塗り」になっているか
- 下地処理の内容が具体的に書かれているか
- 保証内容が明確か
こうした部分がきちんとしていれば、塗料の性能も活かされやすくなります。
塗料選びは「金額」ではなく、「これからの暮らしをどう守るか」という視点で考えることが大切です。
5⃣ラジカル塗料に関するよくあるQ&A
Q1. ラジカル塗料は本当に長持ちしますか?
はい、一般的にはシリコン塗料よりもやや長持ちすると言われています。
紫外線によって発生する劣化の原因を抑える仕組みがあるため、色あせやチョーキングが起こりにくいのが特徴です。目安としては約12〜15年程度とされています。
ただし、立地条件や施工の質によって耐久年数は変わります。海の近くや交通量の多い場所では、劣化が早まる場合もあります。
Q2. シリコン塗料より必ず優れていますか?
シリコン塗料よりもやや高性能な面のある塗料です。
シリコン塗料は長年の実績があり、安定した性能があります。一方、ラジカル塗料はそのシリコン塗料にはなかったチョーキングや色褪せが出にくいという効果があります。ラジカル塗料はシリコン塗料との価格差が大きくないのに耐久性が少し高いという立ち位置です。
どちらが良いかは、
- 今後どのくらい住む予定か
- 予算はどの程度か
- メンテナンス回数を減らしたいか
といった暮らし方によって変わります。
Q3. デメリットはありますか?
大きな欠点はありませんが、いくつか知っておきたい点があります。
- メーカーや商品によって性能差がある
- 施工の質に左右される
- 「ラジカル」という名前だけで判断すると失敗することがある
塗料の名前だけでなく、施工内容まで確認することが大切です。
Q4. 費用はどれくらい違いますか?
シリコン塗料と比べて、ほぼ同じか、少し高い程度です。大きな差が出るケースはあまり多くありません。
そのため、「少しの差なら長持ちする方が安心」と考えてラジカル塗料を選ぶ方が増えています。
まとめ|ラジカル塗料とシリコン塗料の違い
ラジカル塗料は、紫外線による劣化を抑える仕組みがあり、シリコン塗料よりやや長持ちしやすいのが特徴です。価格差が大きくないため、コストと耐久性のバランスを重視する方に選ばれています。
一方、シリコン塗料も実績が豊富で安心感のある塗料です。どちらが正解というより、今後の住まい方やご予算に合わせて選ぶことが大切です。
塗料名だけで判断せず、施工内容や保証も含めて確認し、納得できる選択をしましょう。
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